プロジェクトストーリーグロービスAI経営教育研究所

グロービスAI経営教育研究所で
次の経営教育モデルを変える。

開発したサービスについて教えてください

開発したサービスについて教えてください

「グロービスAI経営教育研究所」では、国内最大のビジネススクールのノウハウと、企業の人材育成や組織変革など教育現場から得られる知見と、AI(人工知能)をはじめとするデジタルテクノロジーや認知科学の発展がもたらすイノベーションを統合した次世代経営教育モデルを研究開発しています。研究テーマは3つ。1つ目は学習データの集積と可視化、解析、分析評価。2つ目は学習コンテンツ、学習プロセス、ティーチングメソッドの最適化。3つ目はAIによる記述式解答(レポートやエッセイなど)の自動評価・採点と個別フィードバックです。現在は、グロービス経営大学院の受講生が提出する入試のエッセイ、受講科目のレポート等の提出物を機械学習や自然言語処理を使って採点・評価するというプロジェクトが進行中です。東北大学の乾健太郎教授にアドバイザリーとして入っていただき、定期的にアドバイスを受けながら研究を進めています。

開発のきっかけを教えてください

グロービスでは毎年のべ数千人が学んでおり、受講生が提出するレポートやエッセイは膨大な量になります。これらのレポートは教員が全て採点・評価し、的確な個別フィードバックするのは多大な労力が必要であり、また採点・評価結果には教員によるばらつきがどうしても生じてしまいます。そこで機械学習や自然言語処理を使うことで教員によるばらつきがなくなるようにし、かつ個別化したフィードバックも可能にすることで、教員の採点をアシストできないだろうかという課題意識が研究開発の出発点です。レポートが膨大にあるということは、研究データが豊富にあるということ。これからこのプロジェクトがどのようになるのかが楽しみです。

開発プロセスを教えてください

レポートやエッセイの自動採点・自動評価は、一般的に解答が長い場合は難しく、解答が短い場合は容易になります。そのため、全ての問題を自動採点・自動評価する場合は解答が短くなるように問題を作成しなければなりません。ただ、そうなってしまうと学習効果が低くなってしまう可能性もあります。そのため今後はさらに自動採点・自動評価の難度と学習効果とのバランスにこだわって取り組んでいきます。

開発のきっかけを教えてください
今後の展開について教えてください

今後の展開について教えてください

レポートやエッセイの採点・評価の完全自動化は技術的に難易度が高いと思います。当面は、例えば機械学習や自然言語処理による採点・評価結果は参考情報とし、最終的には人間が判断するというアシストツールのような形での実用化を想定し、実現化へ向けて挑戦中です。